【科学が解き明かす】
その痛み、姿勢が原因かも。
皆さん、こんにちは!整体院BLUE MOONの菊池です。
肩こりや腰痛、原因不明の体の不調に悩んでいませんか?「疲れているから」「歳のせいだ」と諦めてしまいがちですが、実はその多くのケースが、日々の姿勢と密接に関係しています。今回は、解剖学・生理学・運動学という3つの視点から、姿勢がなぜ痛みを引き起こすのかを解説します。
1. 解剖学の視点:骨格と筋肉のバランス

人間の体は、S字カーブを描く背骨(脊柱)を軸に、筋肉がバランスを取りながら支えています。正しい姿勢では、重力が適切に分散され、特定の部位に負担が集中することはありません。しかし、猫背や反り腰といった不良姿勢になると、このバランスが崩れてしまいます。 例えば、猫背では頭が前に出て、首や肩の筋肉が常に緊張した状態になります。これは、ボーリングの球ほどもある重い頭を、首や肩の小さな筋肉だけで支えようとするためです。この状態が続くと、血行不良や神経の圧迫が起こり、慢性的な肩こりや頭痛へと繋がります。
2. 生理学の視点:神経伝達と痛み

脳から体へ、体から脳へは、神経を通して絶えず情報がやり取りされています。痛みも、この神経伝達によって感じられるものです。不良姿勢が続くと、筋肉の緊張や骨格の歪みによって、神経が圧迫されることがあります。 特に、自律神経は姿勢の影響を大きく受けます。背骨の周りには自律神経が通っており、歪みが生じるとその働きが乱れやすくなります。これにより、血圧や心拍数の調整がうまくいかなくなり、めまいやだるさといった、一見姿勢とは無関係に思える症状を引き起こすこともあります。
3. 運動学の視点:非効率な体の使い方

運動学とは、体の動きを科学的に分析する学問です。正しい姿勢は、体を効率的に動かすための基盤となります。しかし、姿勢が悪いと、特定の筋肉に過剰な負担がかかり、本来使うべき筋肉が働かなくなってしまいます。 例えば、腰痛がある方は、体幹の筋肉がうまく使えず、本来の役割ではない腰の筋肉だけで体を支えようとしているケースが多々見られます。これにより、筋肉や関節に負担がかかり、痛みが増強するという悪循環に陥ります。
最後に:痛みは体からのSOS
姿勢の歪みからくる痛みは、体が発する「このままではまずいですよ」というSOSサインです。 整体院BLUE MOONでは、豊富な専門知識と経験に基づき、単に痛む部分を揉みほぐすだけでなく、根本原因である姿勢の歪みにアプローチします。一人ひとりの体の状態を丁寧に分析し、正しい姿勢を取り戻すための施術とアドバイスを提供します。 「どこに行っても治らない」「もう諦めている」そんな痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちと一緒に、痛みから解放された、快適な毎日を取り戻しましょう!