あなたの頭痛、原因は「目の動き」かも? 〜目と首の反射の真実〜
皆さん、こんにちは!八幡西区の整体院BLUE MOONの菊池です。
マッサージをしても、ストレッチをしても、なかなか改善しない頑固な肩こりや頭痛に悩んでいませんか?
もしあなたが長時間パソコンやスマホを見る生活を送っているなら、その不調の原因は、**「目の動き」と「首の反射」**という、誰もが気づかない盲点にあるかもしれません。
今回は、整体師の視点から、目と首の驚くべき密接な関係、そしてそれがどのようにして頭痛やコリを引き起こすのか、そのメカ知識を解説します。
目の動きが首の筋肉を「ロック」する?
私たちの体は、常に**「平衡感覚」を保とうとしています。その平衡感覚を司る最も重要な器官が、目と、首の深層にある「体性感覚受容器(たいせいかんかくじゅようき)」**です。
- 体性感覚受容器とは: 首の奥深くにある筋肉や腱に存在し、頭が今どの方向を向いているか、どれだけ傾いているかを脳に伝えるセンサーです。
パソコンやスマホの小さな画面を見るとき、私たちの目は左右上下、無意識に小刻みに動いています。この目の動きに、首のセンサーが過剰に反応してしまいます。
【反射のメカニズム】
- 目が動く(緊張):画面上の情報を追うために、目の筋肉が緊張し、小刻みに動き続けます。
- センサーが誤作動:首の体性感覚受容器が「頭が安定していない」と誤認し、異常な信号を脳に送ります。
- 筋肉が過緊張: 脳は「頭の位置を固定せよ!」と指令を出し、**首や肩の筋肉を過剰に緊張(ロック)**させてしまいます。
これが、あなたが感じている原因不明の頭痛や、何をしても取れない頑固な首・肩のコリの正体なのです。
この反射が引き起こす深刻な問題
目と首の連動による緊張は、以下のような深刻な不調を招きます。
- 慢性的な緊張型頭痛: 首の奥の筋肉がガチガチに固まることで、頭部への血流が悪化し、頭を締め付けるような痛みを誘発します。
- ストレートネックの悪化: 目線の位置を修正しようと、無意識に頭を前に突き出す姿勢になり、「ストレートネック」をさらに悪化させます。
- 自律神経の乱れ: 首周りの緊張は、自律神経にも影響を与え、不眠やイライラ、倦怠感を引き起こすことがあります。
整体が目と首の負の連鎖を断ち切る
目と首の反射的な緊張は、ストレッチやマッサージではなかなか届かない深部の問題です。
整体院BLUE MOONでは、この負の連鎖を断ち切るために、以下の点に重点を置いて施術を行います。
- 頚椎・頭蓋骨の微細な調整: 歪みを整え、首の体性感覚受容器が正常に働くための「土台」を作ります。
- 深層筋の解放: 目の反射でロックされた首の深部筋肉の緊張を解放し、脳への異常な信号をストップさせます。
体の土台を整えることで、無意識の目の動きによる体の緊張を根本からリセットし、頭痛やコリを改善へ導きます。
最後に
「目の疲れだから仕方ない」と諦める必要はありません。
目と首の繋がりを理解し、体の構造的な問題を解決することが、慢性的な不調からの解放に繋がります。長年の頭痛やコリでお悩みの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。




