皆さん、こんにちは!整体院BLUE MOONの菊池です。
「寝ても寝ても疲れが取れない」「常に体がだるい」「急にイライラしたり、落ち込んだりする」——。これらの症状は、自律神経の乱れからくるものだと分かっていても、なかなか改善しないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
自律神経の乱れの原因は、ストレスや体の歪みだけではありません。実は、日々の食事からくる「隠れた栄養失調」が、あなたの不調を長引かせているかもしれないのです。
今回は、整体師の視点から、自律神経を整え、疲労を回復するために不可欠なビタミン・ミネラルの真実と、整体とのダブルケアの重要性を解説します。
1. 疲れが取れないのは「栄養の枯渇」が原因
自律神経が乱れる、つまり体が過度な緊張状態(交感神経優位)にあるとき、体はストレスに対抗するために、大量のエネルギーと特定の栄養素を消耗します。
特に、現代人が不足しがちな以下の栄養素が枯渇すると、自律神経は回復できず、慢性的な疲労状態に陥りやすくなります。
| 栄養素 | 役割 | 不足するとどうなる? |
| ビタミンB群 | エネルギー(ATP)を産生する代謝の「鍵」。神経伝達物質の生成にも関わる。 | エネルギーが作れず、慢性的なだるさや疲労感、イライラに繋がる。 |
| マグネシウム | 筋肉や神経の緊張を緩める「天然の精神安定剤」。 | 筋肉がリラックスできず、首・肩のコリや不眠、精神的な不安定さを招く。 |
| ビタミンC | ストレスホルモン(コルチゾール)を生成・分解するのに必須。 | ストレスへの対応力が低下し、自律神経の乱れが修復されにくくなる。 |
これらの栄養素が不足している状態こそ、整体師が問題視する「内側からの栄養失調」であり、これが体の外側の歪みと結びついて不調を慢性化させるのです。
2. 整体は「栄養を届ける体」を作る
では、整体がこの栄養失調と自律神経の乱れにどう関わるのでしょうか?
整体の役割は、「栄養が最大限に活用される体」の土台を作ることです。
🔹 筋肉の緊張を解放し、消費を抑える
整体で背骨や骨盤の歪みを調整し、首・肩の筋肉の緊張を解放します。
体の緊張が緩むと、過剰に働いていた交感神経の興奮が鎮まり、ストレスに対抗するために無駄に消耗されていたビタミン・ミネラルの消費を抑えることができます。
🔹 血流を改善し、栄養の吸収をサポート
体の歪みが整うことで、内臓への圧迫が解放され、血流が改善します。
特に腸の血流が良くなると、食事から摂ったビタミンやミネラルの消化吸収率が向上します。これにより、同じ食事量でも効率よく栄養を体に取り込めるようになります。
3. 根本改善のための「栄養×整体」ダブルケア
疲れが取れない自律神経の乱れを根本から改善するには、以下のダブルアプローチが不可欠です。
栄養面: 意識的にビタミンB群、マグネシウム、ビタミンCを多く含む食材(ナッツ類、緑黄色野菜、豚肉など)を摂取し、内側から体を満たす。
整体面: 整体院BLUE MOONで体の歪みを整え、栄養の消費を抑え、吸収を高めるための土台を構築する。
「何をしてもだるさが抜けない」という方は、ぜひ一度、体の構造と栄養状態の両方から、ご自身の健康を見つめ直してみませんか?




