【冷えと不調】「秋の寒さ」が招く 自律神経の乱れと首・肩のコリ
皆さん、こんにちは!整体院BLUE MOONの菊池です。
秋が深まり、日中と朝晩の寒暖差が大きくなってきましたね。この季節の変わり目に、「なんだか体がだるい」「急に首や肩が凝りやすくなった」「夜なかなか寝付けない」といった不定愁訴(ふていしゅうそ)を感じる方が急増します。
これらの不調、実は「秋の寒暖差による自律神経の乱れ」が大きく関わっていることをご存知でしょうか?
今回は、整体師の視点から、気温の変化がなぜ体の不調や頑固なコリを引き起こすのか、そのメカニズムと整体での効果的なアプローチを解説します。
寒暖差が自律神経を「パニック」にさせる
私たちの体には、体温や心拍数、血圧などを自動的にコントロールする自律神経(交感神経と副交感神経)が備わっています。
秋の急激な寒暖差は、この自律神経を「パニック」状態にさせます。
- 交感神経が優位になる: 寒さを感じると、体は熱を逃がさないように血管を収縮させ、体温を保とうとします。この「体を緊張させる働き」は、主に交感神経が担っています。
- 血管の収縮とコリ: 交感神経が過剰に働くことで、血管が収縮し続け、血流が悪化します。特に首や肩周りの筋肉は血行不良に陥りやすく、老廃物が溜まりやすくなるため、頑固なコリとして現れます。
- 不眠や倦怠感: 夜になっても緊張状態(交感神経優位)が続くと、体がリラックスできず、不眠や睡眠の質の低下を招き、結果的に日中の倦怠感へと繋がってしまうのです。
首・肩のコリは、自律神経の「非常ベル」
秋のコリや頭痛は、単なる疲れではなく、自律神経が「限界ですよ」と鳴らしている非常ベルのようなものです。
特に、首の骨(頚椎)の周りには自律神経が密集しているため、首の筋肉の緊張=自律神経の乱れに直結しやすいと言えます。
整体が自律神経のバランスを整える理由
自律神経の乱れは、ストレスだけでなく、体の歪みによっても引き起こされます。
整体院BLUE MOONでは、自律神経を整えるために、以下の点に重点を置いて施術を行います。
- 背骨・骨盤の土台調整: 背骨や骨盤の歪みを整えることで、過緊張していた背中や腰の筋肉が緩み、自律神経が通るルート(脊髄)への圧迫を解放します。
- 首・頭蓋骨周りの微細調整: 自律神経が密集する首の付け根や、頭蓋骨の緊張を優しく解放します。これにより、交感神経の過剰な働きを落ち着かせ、リラックスモード(副交感神経優位)への切り替えをサポートします。
体の構造的な緊張を取り除くことで、自律神経が正常なリズムを取り戻し、秋の不調から解放された、快適な生活を送れるようになります。
最後に
「季節の変わり目だから仕方ない」と諦めず、体の内側から整えることが大切です。
もし、今年の秋の不調が長引いているようでしたら、それは体が歪みと寒暖差で悲鳴を上げているサインかもしれません。ぜひ一度、当院にご相談ください。



